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あぁぁぁぁぁ、明日には7話目が…あれ、もう8話目?
書かないでいたらどんどんスレERが先に進んでいく。

そしてやっぱりシリアス書けない…

ズーマどうやって出せばいいんだ。


今日は買ったスレボDVD…ズーマの出てる部分だけ見ました。
買ってから一度も開けてなかったんですが(笑)
相変わらずアニメのズーマが若いので、

ズーマ=ラドック氏

ではなく…

ズーマ=ラドック息子

だと思ってしまう。
本編はどうなんでしょう?
アニメ用に設定変えられているのだろうか…それともラドック氏が若作りなのか…


取りあえず妄想ERは続きから。



※これより下はAT-X視聴の感想ではありません。


勝手に妄想!EVOLUTION-R 5-1


ナーマの案内…っていうか思いつきに振り回されつつ壺を探すあたしたち。
だけどいい加減当たりが出ないと話が進まないじゃない!!
どうやら記憶をなくしてるみたいだけど…コレはあのテしか無いわね…
見てらっしゃい!
絶対思い出させてやるんだからっ!!



RAIDER! 闇からの声!




「ふっ…準備は良いかしら…?」

大岩にナーマを縛りつけ取り囲むあたしたち。
『あのー』と不安げな声を出すナーマ。

「り、リナさん…本当にやるんですか?」
「もちろん!」
「…こんなことして思い出すのかよ?」
「何もしないよりマシでしょ?」

マシって言っても名なぁ…とガウリイ。

「なによ!記憶を取り戻すといえばショック療法が王道じゃない!!」
「そうですけど…」
「それに平気よ。ナーマは鎧だから死なないし!」
「あ、それもそうですね!!」

あたしの言葉にアッサリ頷くアメリア。

『な、ナーマちゃん暴力は良くないと思うんだけど…』

ぽつりと呟くが無視される言葉。
ではさっそく!と呪文を唱え始めたところでゼルガディスがぽつりと呟いた。

「しかし…生身の人間でないコイツに…ショック療法が効くのか?」
「言われて見れば…痛くも痒くも無いんじゃショックにならないわね…」

呪文を一時中断。
さてどうしたものかと考えるあたしたち。
離れたところで頭つき合わせて話し合う。

「アストラル系の魔法なら効くんじゃねぇか?」
「ダメですよ!!そんなことしたら鎧に移されてるナーマさんの精神がどうなるか!!」
「死なないと思うけど…アレ」
「リナさん!!」
「あーもう、ハイハイ」

解ったわよとアメリアをなだめる。

「だったらどうやって思い出させるんだ?」
「直接攻撃しても無駄なら…精神攻撃しかあるまい」

ガウリイの質問にゼルガディスがそう答える。
精神攻撃ねぇ…でもどうやって?と首を傾げると彼は立ち上がり…少し離れた茂みに歩いてく。
何をしているのか…しばらくすると戻ってきて再びあたしの隣に腰を下ろす。

「ゼル?」
「あぁ。まぁ実演するほうが早いと思ってちょっとな」
「?」

頭に?マークを浮かべるあたし達。
彼は静かに話し出した。

「例えばリナが精神だけ鎧に詰められたとして…」
「はい?」
「だから、リナが今のナーマのような状態だったとしてだ…」
「うん?」
「このままでは、どんな攻撃魔法でショックを与えようと痛くも痒くもない」
「そうね」
「それは身体が別にあるからだろう?」

だから何なんだよ?とポコタ。

「しかしだ…コレなら…たとえ精神だけだとしても効き目がると思わんか?」

ずいっと目の前に出されたのは木の枝。
緑の葉っぱがどうしたというのか…とそれをじーっと見た瞬間…

「っ!?」

あたしの思考は停止した。
声にならない悲鳴が喉の奥で膨れ上がる。

「リナさん?」
「おい、リナ?」

だらだらと零れ落ちる汗。

「効き目は十分だろう?」

と笑うゼルガディス…しかし、しかし…

「リナ?」

ぽんとガウリイがあたしの肩に触れた瞬間だった。
葉っぱの上のソレが…ネトーっとその頭を持ち上げたっ!

「い…」
「リナ?」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

悲鳴を上げガウリイにしがみ付く。
やだやだやだやだ!!と声を上げるあたしの背をぽんぽんと叩くガウリイ。

「あの、これは一体…」
「お前、リナに何したんだ?」

ポコタとアメリアがゼルガディスの持っているものをじーっと眺める。
そして…

「あぁ!ナメクジ!!」
「あ、ホントだ…ってこんなのが怖いのか?」
「リナさんナメクジと故郷のお姉さんがダメなんです。」
「へー」

さっさとソレどっか捨ててよ~と理解不明な言葉で言うあたし。
背中を撫でながら通訳するように、捨ててくれってさ。とガウリイ。
ゼルガディスは苦笑すると、ナメクジ付きの木の枝をぽいと捨てる。

「リーナ。もう捨てたから大丈夫だぞ~」
「…ほ、ほんとに?すてた?」
「あぁ。悪かったな。」

特に悪びれた様子も無くゼルガディスはそういうと、ナーマに歩み寄っていく。

「魔法でショックを与えられない以上は…このテしかあるまい」
「…なるほど…ね…」
「大丈夫か?リナ?」
「平気」

再びナーマを取り囲むあたしたち。
いきなりあんなモノを見せられて取り乱したけど、ゼルの言っていることはもっともだ。
この方法しかショックを与えることはできないだろう。
しかし…

「でも、ナーマさんが精神的に苦手なものって…何ですか?」
「…あ」

自信満々だったゼルがポツリとこぼした…”あ”の言葉。

「ゼ、ル…」

まさか…まさか…
他の方法を考えるか。と言う彼の頬に一筋の汗。
さーっと風が駆け抜ける。
あたしは握り締めた拳にさらに力を込め…

「さっきのアレは何だったのよ!!!」

叫んで攻撃呪文を叩き込んだ。
…もちろんナーマに。

「リナさん!?」
「ふっ…もう良いわ…あたしなりのやり方で思い出させてやる…」
『あ、あの…なんで小さい人そんなに怒って…』
「アンタが思い出さない所為で…あんなモノ見せられたのよこっちは!!」
『あんなもの?』

首を傾げるナーマ。
そりゃぁ当たり前だ、彼女からは離れていたから何も知らない。

「いや、リナはナメ…」
「その名前を言うな!!」

ギロッとガウリイを睨みつけ黙らせる。

『なめ?なめなめ…あぁ!ナメクジ!!』
「言うな…って…言ってるでしょ!雷撃破!火炎球!!炸裂陣!!!」
『ちょっと~~~~~~~~!!!!』

縛られた大岩ごと天高く吹っ飛ばされるナーマ。

「おぉ~これはまた…よく飛んだな」

と空を見上げるガウリイ。





そして、数十秒後…それは大地に見事なクレーターを作った。

「どう?少しは思い出したかしら?」

穴の底でうつ伏せに倒れていたそでは、がばっと起き上がり
『酷いじゃないの!!』と詰め寄ってくる。

「ショックが足りないみたいね…やっぱり増幅版の竜破斬で…」
『あ、いや…それはさすがにナーマちゃんでも…』

後ずさるナーマ。
その時だ、目の前をちょうちょが1匹すいーっと通り過ぎた。

『あっ!!!!』

それを視線で追っていたナーマは突然声をあげ走り出したのだ。

「ちょっとナーマ!逃げる気!!」
『違うわ!ちょうちょよ!!』

そういってちょうちょを追いかけ始めるナーマ。
街道でちょうちょを追いかける…鎧…あまり清々しい光景ではない。

「リナが吹っ飛ばすから…壊れたんじゃないか?」
「…う゛っ…だって…」
「無茶しすぎですよ!」
「だって、だって…」
「どうすんだ…アイツだけが取りあえず手がかりだってのにさ…」

じとーっとあたしを見るガウリイたち。

「まぁ、リナを攻めても仕方ないだろう」

腕を組みちょうちょを追いかけるナーマを見ているゼルガディス。
しかし…

「ちょっとゼル…もとはと言えばあんたの所為でしょ!今回は!!」
「…すまん」

そんな事を言っている間にナーマはどんどん遠くへ行ってしまう。
…ちょうちょを追いかけて…ってどこ行く気よ!?










「…ったく、あの馬鹿鎧!!」
「ちょうちょ追いかけて行ったっきり…見失っちゃいましたね…」

気が付けば街道を外れて深い森の中だ。
森に入っていくところまでは見失わなかったのだが…あの鎧がまた足が速い。
鎧だから疲れないし。

「しかし、なんだったんだろうな…ちょうちょ追いかけてくなんて」
「やっぱ壊れたんじゃないか?」

そう言っていると茂みががさりと揺れる。
そして…

『やっと来たのね!!ナーマちゃん待ちくたびれたわ!』

と現れたのはナーマ。

「『待ちくたびれたわ』じゃない!!」

すぱーんとスリッパでその頭を殴る。
頭が外れて地面に落ちた。

「リナさん落ち着いて!」
『そうよ、酷いじゃない…あーぁ、ナーマちゃんの頭が…』

拾ってそれをがちゃこんと付け直すナーマ。
そして、木々の向こうを指差した。

『ナーマちゃんが見つけた壺はこの奥よ!』
「…また何を唐突に…」
「本当なんだろうな?」
『えぇ。ちょうちょを見て思い出したのよ。ナーマちゃん前にもアレと同じちょうちょ追いかけて…それで壺を見つけたの!』

とにかく付いて来いと言うナーマ。
そこであたしたちが見たものは…




ってことで続きは5-2で…orz
シリアス…やっぱ書けないデス。
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