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ゆみこさんがね。
「自分の書いた事には責任を持て!!」
って責めるんだ。

日記で書いてたあれが気になる~って言ってたけど、まさか自分のだと思わず放置しておいたら、記事見つけ出してコレコレ!って言われた。
「書いたことすら覚えてない。」
って言ったら、↑そう言われたんだ。

仕方ないよ栗鼠だから。
埋めた木の実の存在は忘れるためにあるんだよ。
だから森はできるんだ!!みたいなことを力説したら、芽吹かせろみたいなことを言われた。


仕方ないので中途半端に芽吹かせることにした。

脳内でストーリーおったら途中で行き詰ったから放置してたんだけどね…(^ω^)

※18:20 小説追加



世界は君のためにカタチを変える



気がつかなければ良かった。
あの日、君にさえ出会わなければ…きっとこんなにも苦しい思いをしなくて良かった。

君に出会わなければ…

俺はきっと人形のままでいられた。
喜びも怒りも寂しさも悔しさも…誰かを愛おしいと感じる心も持たない人形でいられたんだ―――







【01】








死は近い。すぐそばまできている。
川べりの茂みの中に横たわり、ガウリイは暮れてゆく空を見上げた。
世界が赤く染まる。
しかし、それは自分が知っている”赤”ではない。

「血…以外の赤なんて初めて見たな…」

段々と規則正しく並ぶ雲に光が反射して美しい。
うろこぐも…だと理解しながらも、初めて見るのだとガウリイは手を伸ばした。
背丈の高い茂みの草ごしの空に己の手が移り込む。
血に染まった醜い手のひら。

命を奪うためのそれには、じゃらりと長い鎖がついていた…

鎖の重みに引かれるように地面に腕を投げだす。
このまま朝まで動かずにいれば奴らに見つかる。
きっと抹殺命令が出ているはずだ…生き伸びたかったら少しでも遠くに逃げるしかない。
しかし、もうそれも面倒になってきた。

いったいいつまで逃げれば良い?
どこまで逃げれば良い?
何のために生きるのかすらわからないというのに…

ガウリイは自嘲的に笑うと目を閉じた。

「死ぬのも悪くない…」

疲れ果てた身体は闇に沈んでいく…





 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇





息の荒い動物の気配で目を覚ます。
辺りはすっかり暗くなり、光源の乏しい川べりは闇に静まり返っていた。
少し離れた場所にかかった橋の明かりが遠く眩しい。
日が暮れれば近寄るものすらいない場所。
しかし気配が一つ近くにあった。

犬だ。

ガウリイは息を殺す。
奴らがやってきた。自分を殺しに。
どうにか逃げられないかと瞬時に考え…そして己に呆れた。

つい数時間前まで、死ぬのも良いか…と思っていたはずなのに。

腕の鎖が鳴らないように注意を払い握る。
忌わしい拘束具すら武器になるのだ。
犬以外の気配はまだない。
いや…気配を殺しているのだ。
ガウリイはそう判断した。

ハッハッと犬特有の荒い息遣いがどんどん近付き…暗闇の中からそれが飛び出してきた。

「っ!?」

口にカエルのゴムボールを加えた犬。
それがガウリイの前で立ち止まり、不思議そうに見上げると、一瞬口を緩め…再び強くカエルのゴムボールを噛んだ。


―――きゅぅ―――


とボールが鳴る。

「………」
「きゅぅ」
「………」
「きゅぅ」

力が抜けた。
奴らじゃない。
ただの飼い犬。
首輪をしているが、リードをつけていない。
逃げ出してきたのだろうか…とガウリイが手を伸ばした時だった…

「こら、ユミコの馬鹿!!勝手に走っていかないでよ!!」

ガサガサと枯れた草をかき分けて女の声。
ガウリイは咄嗟に身を隠そうとしたが遅かった。
草がかき分けられ、少女ともとれる女が現れた。

「………」
「………」

しばしの沈黙。
どうする?殺すべきか?
悩んでいた時だ。


―――きゅぅ―――


犬のボールが鳴った。
そして、その音に反応するように彼女の手が伸びる。

「ここにいたのね。全く!!ほら帰るわよ」
「きゅぅ」
「もう十分遊んだでしょ?」
「きゅぅ」
「だーめ」
「きゅ、きゅぅ」
「良い子ね」

黒い犬の頭を撫でると彼女はリードを付ける。
ガウリイの事などまったく見ていない。
違う…見え無いのだ。


彼女の眼は閉じられたままだった――――






ここで終わりで良い?

この後、ガウ君目の見えないリナちゃんちに住み着きます。
勝手に。
そんな感じの話なんだ。
だけど書くのメンドクサイwwwww

犬の名前が浮かばなかったのでとりあえず、ユミコにしておいたよ(^∀^)ノツ
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無題
以下真実を知ったゆみこさんと栗鼠さんの戦いログ
--------------------------------------
*おいてめえ!!!!!そこの栗鼠!!!!!!!!!
なにやってんだああああああああああ!!!!!!!!


感動しました。
栗鼠さんこれからもずっと小動物で居てください
*
すから 2010.04.21 18:31 edit
(^ω^)
ずっと小動物でいます(^∀^)
わんこも、ユミコのままにしときますwwwww
2010.04.21 21:10
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