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なんだろうね、テンションと時間さえあればお話って1日1本とか平気で書けるよね。
わたしの場合、スペース使って量増ししてあるから1話が短いけど(^ω^)

でも、そろそろネタが無くなりそう。枯渇www

突拍子もないネタ考えなきゃ、もうありふれたネタしかない…って考えてたら、むかしのネタ思い出した。

バスタブに42度のお湯を入れ、ガウリイの素を溶かししばらく待つとガウリイが出来上がる話しとか。
レンジでチンして生まれるミリーナの話とか。
種をまいたらルークが生える話しとか…

そんなのを思い出した。
くるちゅ祭りのときに思いついたネタだどれも。
結局、リナがたまごから生まれる話しに落ち着いたんだった…
たしかゼルとアメリアの話もあったはずだけどそっちは忘れた。
完璧忘れた。

こういうネタ…いつか掘り起こせたらいいと思いながら、とりあえずまた不毛の大地に埋めておこうと思う。
あでぃおす、あみーご(`・ω・´)ノツ


さて、つづきにて「ユミコ」です(^ω^)>>


※17:45 ユミコ追加(^ω^)
昼休みに携帯でぽちこぽちこwwww



世界は君のためにカタチを変える



汚れてしまう気がした。
手を伸ばせば、彼女の肌が血に染まってしまう。

巻き込んではいけない。

でも、黙っていれば気付かれない。
だから今日も息をひそめる。

”きゅぅ”と犬が鳴くたび唇に手を当てる。

もう少しだけしずかにししててくれと…






【03】








「ただいまー」

暗い家に彼女の声が響く。
かちかちとフローリングに当たる犬の爪の音も。
それがまず着替えるために最初に二階に昇ってくる。


―――きゅぅ―――


屋根裏口のすぐ下で今日も犬はボールを噛んで見上げる。
ガウリイは足音をたてないように移動してそっと、下を覗く。


「きゅぅ」


廊下で黒い犬がぱたぱた尻尾を振った。
遊べと言いたげに何度もボールを鳴らす。


「きゅぅ、きゅぅ、きゅぅ」


ハーネスを取れば、仕事も終わり。
普通の犬に戻って遊びたい…といったところだろうか?

そんな犬の姿が自分と重なった。
常に鎖につながれ…唯一それが外される時は誰かを殺しに行く時…
自由なんてなかった。
鎖を外された時逃げれば良いという単純なものでも無かったのだ。
鎖を外すと同時に、薬が投与される。
48時間以内に中和剤を打たなければ死に至る…
ガウリイが考え込んでいると…


「もう、そんなに催促しなくてもすぐご飯にするわよ!」


ドアが開き彼女が出てきた。
犬の視線がガウリイではなく彼女に向けられる。


「きゅぅ」
「はいはい。ごはんにしましょ」


そろって階下に降りて行くのを見送った。
そういえば、彼女は手すりに気がついただろうか?
昼のうちに整えた寝床に横になりながら思った。

結局あの後修理したのだ。

気付いてほしい。しかし気付かれたら終わり。
いつまでもここにいることは出来ないのに…
キリキリと胃が痛い。
空腹も限界だ。
まだ数日は水だけでもなんとかなると思うが…
逃げ出す時血を流し過ぎた所為で今はそれも不確かだ。
幸い傷は多いものの血は止まった。
奴らの手が伸びる前に…もっと遠くへ…

もっと…


「……どこに行けばいいんだ?」


帰る場所なんてどこにもないのだ。
ガウリイは静かに目を閉じた。





 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇





「リナ!」


声に犬と彼女は立ち止る。
バス停に向かう途中の事だ。


「アメリア」
「仕事帰り?」
「うん、商店街で買い物して帰ろうと思って」


アメリアは、ハーネスを付け仕事モードの犬の頭を撫でると思い出したように鞄を漁った。


「そうだ、ユミコみて思い出したわ!」
「なに?」
「えーっと…あ、あった。はい!!新しいボールよ!」


鞄から取り出したボールを握って見せる。
”ぷきゅ”っと音が鳴る。
ユミコの目が輝き尻尾がぱったぱったと揺れるが、仕事モードなので寄こせとは言わない。
アメリアはそれをリナの手に握らせる。


「こないだのカエル、歯型だらけになってたから。何かわかる?」
「ん~」


手のひらの中のものを指でたどりながらリナは笑う。
丸くて、なんだかひらひらしたものが少しついてて…飛び出ているのは目だろうか?
握ると音が鳴るのはカエルと同じ。
”ぷきゅ”と音を鳴らすたび、ユミコの尻尾が足にぺちぺち当たった。


「そうね…金魚?」


鱗っぽいデコボコがある。
ひらひらでているのは背びれと尾びれみたいだ。


「正解!でめきんよ」
「いつも悪いわね」
「全然!」
「あ、そうだ、今夜ご飯食べにこない?職場で美味しい煮物の作り方教えてもらったから作ろうと思って。やっぱ煮物は大量に作った方がおいしいし」


リナが首をかしげるとアメリアはにっこり笑いその腕に飛びつく。


「もちろん!そのつもりで実はお泊まりセット持ってきたのよね♪」


バンバンと大きなかばんをたたいて笑った。






つづくんだきっと。
終わりが見えません(´;ω;`)



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