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人生には、抗えない運命の出会いというものがある。
一目会ったその日から、あなたの虜になりました♪
というやつだ。


だけど、あたしはあなたの事を何も知らない。
ただ見た目だけで好きになった訳じゃないと、自分に言い聞かせ…手を伸ばせずにいた。


そこに、見知らぬ女が近付いてくる。
人の良い笑みを浮べ、あたしの知らないあなたを語る。
そして言うのだ…『一度試しに身をゆだねてみれば良い…』と。
まさか、そんなこと…と迷っている間に、女はあなたを連れてあたしを誘う。
奥まった個室にあなたと二人押し込められて『どうぞ、ごゆっくり』と微笑んだ。

取り残されたあたしはあなたを見つめ…もう逃げられないのだと覚悟を決めた。
女には、あたしの行動などお見通しだったに違いない。
あなたに包まれる自分を想像すると、すこし恥ずかしい。
だけどもう我慢出来無い。

自ら服を脱ぎ捨て、あなたを受け入れた。


そして…

あたしたちは一つになった。
少々急展開ではあるものの…恋の訪れはいつだって予期せぬ出会いだったりするのだ。
同じ屋根の下で暮らす事になったあたし達を、女が笑顔で見送った。
あなたと共に家路につく。




だけどこの時のあたしはまだ知らなかった。



この時の判断が間違っていたと思う日が…近い未来に訪れることを。




◇ ◇ ◇ ◇ ◇





それは、あなたと共に暮らし初めて2日目に…突然訪れた。


初めてあなたに包まれたあの日から、あたしたちはまだ一つになっていない。
何となく気恥ずかしくて『来週、ね?』と告げたばかりだ。
そんな折、あなたの実家から一枚の葉書が届いたのだ。



その内容にあたしは息を飲んだ。
あの日、あなたに出会った事を…共に暮らすと誓ったことを、後悔せざるを得なかった。


だってあんまりだ。
こんな騙し討ちがあってなるものかっ!!



こんなに愛している、あなたにさえ…お門違いな恨みが生まれる。
あの日、あなたがあたしを誘惑しなければ…
あの女が変な気を利かせて…個室に案内しなければ…

だけど今更しかたない。
何度見た所で、あなたの実家からの無情な宣言が変わるわけじゃない。











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あたしを誘惑したあなたが憎い(爆)


↑可愛さあまって憎さ100倍(爆)



拍手のお返事は続きから



【拍手お返事】

11/29 1:01 YE・ROYAL拍手お返事有難うでしたvv~ の方

拍手ありがとうございます(^▽^)
妄想だけでご飯食べれちゃいますね♪
おなかいっぱい妄想太りしちゃいますよ~

でも、ホントにこういった二人の話は難しいのです…orz

なんか、甘さ控えつつ、さらっともドロっともしてる雰囲気が欲しい。
サラドロ甘さOFFみたいな。
身体に悪そう(爆)

どう接していいのか、今更ながらに迷い考えるリナは自然とガウを避けるようになって、避けられる理由が思いつかずやさぐれるガウ。
触れようとすると、逃げられ、ある日キレる。
「リナいい加減にしろよ…」
「は、はなしてっ…」
「なんで?どうしていきなりそんな子供みたいに俺を無視するんだよ」
ちゃんと俺を見ろとか言ってるガウくんは、未だに恋とか愛とかいう感情無自覚であってほしい(´Д`*
その心情は、急に無視され避けられ、触れもしないことにイライラしてる小学生並み。
でも、大人なので求めるものがややこしい分性質が悪いと(オマエ)

どっちが子供なんだかww


もう、なんかすみません…orz
妄想にお付き合いしていただいて感謝です(´・ω・`;)
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